主な読み物

主な連載読み物
土に呟きながら・慣行農で生活をしながら、自然農を知り、それを実験していた百姓の物語。 (全35話)
右手を眺めて ・脳出血で倒れ、右半身麻痺、うつ病、統合失調症になってしまった百姓の闘病記。  (全31話)
生まれるということ・SLEに病んだ妻の出産に関する物語。 (全30話)
小さな記憶・幼い頃、他人の家で育てられた謎の記憶。 (全24話)
親父になる 第一部・26歳で子供を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。 第一部。(全25話)
親父になる 第二部・26歳で息子を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。 第二部。(全25話)
親父になる 第三部・26歳で子供を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。新連載(連載中)

2014年6月30日月曜日

12 うつ病と「欲」について考えます

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うつ病になると、ほとんどの患者が食欲、睡眠欲、性欲、社会的活動欲といった本能機能が障害されてしまいます。
つまり、食欲低下、睡眠障害、性欲低下に陥ってしまうのです。

しかし、他にも、非定型うつ病、季節性うつ病があります。

否定型うつ病には、過食、過眠という「欲」が見られます。

 

季節性うつ病に関しても、日照時間が短くなる時期になると炭水化物を過剰摂取し、過眠するという「欲」が、冬季うつ病に見られます。

いずれにせよ、炭水化物の摂取がインスリン分泌を通して脳内セロトニンを増加させる効果があるので、過食という「欲」が現れるのです。

うつ病患者には、俗に言う「太った人」がいます。
それは、このようなメカニズムがあるのです。
若い、特に女性の患者さんには酷とも言えます。
その体型を、何気なく指摘され、拒食になってしまう女性も少なくはありません。

先日も、20代の女性から連絡があり、「太ったな」の一言が胸に刺さった。と、泣いていました。


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2014年6月28日土曜日

11 うつ病と季節の関係を考える

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私の場合、うつ病が酷くなって入院するのは冬が多い。
冬は寒いので、右半身が固まってしまい、それも原因でうつ病が酷くなるのかもしれない。
脳出血の後遺症のうつ病ですから。

しかし、ちょっと調べたところ、うつ病と太陽光に深い関わりがあるらしい。
太陽光を浴びると、先に書いた、うつ病の原因であるセロトニンが分泌されやすくなるという。
確かに、光療法という治療法も聞いたことがある。
冬は日照時間も短く、光量も少なくなる。
それが原因でセロトニンの分泌が悪くなる。ということだ。

セロトニンは、人間の生理機能全般に大きく作用し、
・気分・感情・痛み・食欲などの神経内分泌コントロール
・消化器系機能・体温調節などの生体機能全般
・睡眠
など、生活に欠かせない機能に深く関与しています。

冬→日照時間が短い→光量が少ない→セロトニンの分泌が悪くなる→うつ病が酷くなる

こんな関係があるようです。




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2014年6月26日木曜日

10 障害者と車の運転について考えてみる

障害者と車の運転

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身体障害の場合、身体障害者運転補助装置を付けて運転することもできるし、運転免許証を取得するためには、教習所に入所する前に、各部道府県警察の運転免許試験場や運転免許センター等にある運転適性検査室(適性相談室窓口)の身体障害者に関する相談、審査業務を行っている係で、事前にご相談することとなっている。

しかし、道路交通法第88条には「欠格条項」という規定がある。
運転免許を持っている方が、何らかの理由で身体障害者となった場合、臨時適性検査を受けるのだ。

「欠損条項」とは、
1、精神病者、精神薄弱者、てんかん病者、目が見えない者。
2、両上肢をひじ関節以上で欠き、または両上肢の用を全く廃した者。
3、下肢または体幹の機能に障害があって腰をかけていることができない者。
4、前各号に掲げるもののほか、ハンドルその他の装置を随意に操作することができない者。

私の場合も、精神病者と、てんかん病者で「欠損条項」に当てはまるので、臨時適性検査を受けた。
結果、運転はOKとなったのだが、まだ問題はある。

運転に支障をきたす薬剤の服用だ。
道路交通法第66条では、
「何人も、過労、病気、薬物の影響その他の理由により正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。」つまり、「運転禁止」ということだ。

その種類は、
1、消炎鎮痛剤 (めまい、眠気)
2、疼痛治療剤(意識喪失)
3、抗うつ剤(意識喪失)
4、抗ヒスタミン剤(眠気)
5.鎮痛剤(眠気)
6、散瞳点眼剤 (散瞳 )
7、抗不安薬(反射運動能力などの低下)
8、抗てんかん薬(反射運動能力などの低下 )
  等々だ。

私に置き換えてみよう。
私は、運転免許センターで臨時適性検査を受け、「運転してもよい」という結果が出た。
もちろん、脳外科の診断書と精神科の診断書も提出した。

しかし、薬剤の服用でひっかかる。
抗うつ剤と抗てんかん薬を服用しているからだ。
もし、私が車の運転をすれば、
「道路交通法第65条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反」して、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる
と、なる。

だから、私の場合、免許証は交付されているが、運転できないという不思議な現象がおこる。




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2014年6月24日火曜日

9 認知症について考えてみる

認知症

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認知症とは、2004年以前は「痴呆」と呼ばれていました。
概念としては、記憶障害、認知機能障害、などが主です。

症状としては、記憶障害、失語、抑うつ、興奮、妄想、幻覚、様々です。

認知症になる原因としては、
・アルツハイマー病
  脳の神経細胞が変性、死滅し、脳が萎縮してしまう。
・脳血管障害
  脳血栓、脳出血等で脳細胞に十分な血液がいきわたらず、  部分的に機能が失われていきます。
・びまん性レビー小体病
  脳の特定の神経細胞の中に、特異な変化(レビー小体)が現れ  ることです。
・前頭側頭葉変性症・ピック病
  前頭葉・側頭葉が萎縮することです。

認知症の治療
認知症を完全に治す方法はありませんが、治療やケアを行うことによって進行を遅くしたり、症状を軽くしたりすることは可能です。
・薬物療法
  認知症の進行を遅らせ、脳の機能低下を抑える薬を使用し  ます。
・リハビリテーション
  脳の各部の機能低下を抑えるための書き取りや計算、音読  や、残された脳の機能に刺激を与えて活性化させる「回想  法」や「音楽療法」、「芸術療法」などがあります。

しかしながら、認知症患者と暮らすということは大変なことです。
患者は家族の名前を忘れ、時には大声で、亡くなった親の名前を叫び続け、家族を不安にさせます。

私事ですが、認知症になった母は、妹が面倒をみていたのですが、ある時、妹は母に手を上げてしまいました。
妹は、母に手を上げてしまったショックと責任感で、泣きながら私に電話をしてきました。
私は「もう限界だな」と思いました。
嫌がる妹を説得して、施設に入所させていただきました。
妹は、最後まで家で面倒をみたかったようです。

施設でお世話になってから、妹は一日おきに面会に行くようになり、だんだんと良い関係が生まれたようです。

認知症は、本人はもとより、家族も巻き込んでしまう病気なのです



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2014年6月22日日曜日

8 幻聴について考えます

幻聴

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幻聴というのは様々な形や重さがあるようですが、まずは私の場合を考えて見ます。
私の幻聴は一番初め、柱が「どうするの?」としゃべりました。
その次には壁が、天井がしゃべるようになりました。
そのうちに、耳の後ろからいつも、
「死んじゃえ」
「右手をもぎ取れ」
「ばーか」
と、聞こえるようになりました。

これを「幻聴」だと思っているうちはいいのですが、そのうちに「幻聴」が「現実の言葉」になってしまうのです。

私の場合、幻聴に対する薬が効いたので、一度の過ちで済みましたが、重度の人は幻聴と会話をするようになります。

精神患者が急に怒り出したり、ぶつぶつ独り言を言っているのは幻聴と会話しているのだと思います。

幻聴は、幻聴を聞いている人に「幻聴なんだから気にしないで」と言っても無駄なことです。
幻聴を聞いている人は、それを「現実の言葉」として聞いているのですから。

幻聴を消すには、やはり薬が必要です。
その人に合った薬を見つけるのが必要です。




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2014年6月20日金曜日

7 公共施設のバリアフリーを考えます

公共施設のバリアフリー

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公共施設のバリアフリーは随分と浸透してきました。
例えば駅。
エスカレーターやエレベーターは身体障害者にはありがたい事です
それはそれでいいのですが。

私が東京に行った時、階段はちょっと辛いのでエレベーターを使いました。
私は、ゆっくり歩けば「びっこ」(差別用語でごめんなさい)を引きません。
おそらく身体障害者とはわからないでしょう。

で。エレベーターを使ったのですが、エレベーターを待っている間、お年寄りやベビーカーを引いている方々から、奇異の目で見られました。
私の勝手な思い込みかもしれませんが、
「いい若いもんがエレベーターをつかうのか?」
とでも言いそうな目で見られました。

エレベーターを使う理由はあるのに。
無用に心を痛めた思いでした。

身体障害には様々な障害があります。
「見た目」だけで判断しないでください。
私はゆっくり歩けば「びっこ」を引きませんが、慌てて歩いたり寒いと「びっこ」を引き、腕が付随して動いてしまします。

バリアフリーを使う人にはそれなりの理由があるんだということを考えてみてください。




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2014年6月18日水曜日

6 障害者同士の差別を考えてみる

障害者同士の差別

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ある民間の集会で、身体障害者と精神障害者が同じ「障害」を持つ者として集まった。
それぞれの苦労や社会への不満。
成功例、失敗例等を話し合っていた。


最初は和やかで、お互いを尊重しあいながら話し合っていたんだ。
お互いに足りないもの、欲しいもの、社会に対する要求等を話し合っていた。

何が原因だったんだろう?
身体障害者の方から

「俺たちはまともな脳味噌を持ってるんだ」
と、言い始めた。

これはまずいよね。
精神障害者にとっては言ってはいけない言葉だと思った。

売り言葉に買い言葉?
精神障害者の一人が

「俺たちは五体満足なんだ」
と、言い返した。

これも身体障害者にとっては言ってはいけない言葉だよね。

こうなると収集がつかない。
お互いの優越感を満足させるための罵詈雑言になってしまった。 


自分達に足りないものを考える会じゃなかたのかな?
それぞれの障害が社会と関わりあうための方法を、みんなで考える会じゃなかったのかな?
罵声の中、司会者が閉会を告げて、この会は終わった。

なんのための集会だったんだろう。
身体も精神も障害を持っている私は、疲れ果てて帰ってきた。


どんな形にせよ、差別なんて、うんざりです。 



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